育毛剤や発毛剤、クリニックでの投薬治療もすべてやってみたけどAGAが改善しない方に最終手段としておすすめなのが『自毛植毛』。
自毛植毛は、自身の元気な毛髪を採取し、薄毛部分へ移植する治療です。外科的手術なので、自毛植毛においては何よりもクリニックの実績、執刀医の技術力が大事になってきます。
また自毛植毛では、まだ残ってる元気な毛髪も少なからず影響を受けるため、自毛植毛への理解を深めた上でクリニックを選ぶことも後悔しないコツです。
この記事では、自毛植毛の実績が豊富なおすすめのクリニックやクリニック選びのポイント、自毛植毛の基礎知識を解説します。
この記事でわかること
✔自毛植毛とは
✔自分に合った自毛植毛の治療方法
✔他AGA治療と比較した自毛植毛のメリットデメリット
✔自毛植毛に向いてる人
✔自毛植毛におすすめのクリニック
✔自毛植毛手術を受けるの流れ
✔自毛植毛を受けて毛が生えるまでの経過
【自毛植毛におすすめのクリニック3院】
クリニック名 | アイランドタワークリニック | 親和クリニック | アスク井上クリニック | |
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治療方法 | FUE法 (Direct) | FUE法 (MIRAI法) | FUE法 (i-SAFE) | |
基本治療費 | 220,000円 | 220,000円〜 | 220,000円 | |
500グラフト料金 | 715,000円 | 715,000円〜 | 660,000円〜 | |
診察料 | 無料 | 無料 | 無料 | |
血液検査代 | 無料 | ー | 無料 | |
モニター募集 | 10%〜50%OFF | 20%〜50%OFF | 500円/株 | |
所在地 | 全4院(新宿院/大阪院/名古屋院/福岡院) | 全5院(新宿院/銀座院/大阪院/名古屋院/福岡院) | 西武新宿駅より徒歩1分 | |
詳細 |
自毛植毛とは自分の髪を薄毛の部分へ移植する治療!
自毛植毛は、頭部の中でも比較的AGAの影響を受けにくい後頭部や側頭部の毛髪を採取し、薄毛部位へ移植する治療法です。ご自身の毛髪を採取するため、基本的には生え際やつむじなど部分的な脱毛への治療として行われます。
日本皮膚科学会が作成した男性型および女性型脱毛症診療ガイドラインにおいても、薄毛治療の推奨度として自毛植毛は「B 治療を行うよう勧める」と評価されています。AGA治療として真っ先に行う治療法ではないため強く推奨されてはいませんが、投薬治療でも改善しない場合の最後の砦としておすすめの治療法です。
参考 男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017年版
自毛植毛の方法はFUE法とFUT法の2種類!
FUT法 | FUE法 | |
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1:傷跡 | 目立ちやすい | 目立ちにくい |
2:ドナーロス | 15%〜20% | 30% |
3:術後の痛み | 痛みが強い | 痛みは少ない |
4:費用 | 安い | 高い |
5:薄毛の対応範囲 | 広い範囲に対応 | 狭い範囲に対応 |
自毛植毛の治療方法には大きく分けてFUE法とFUE法の2種類があります。(厳密にはロボットによる移植も合わせて3種類ありますが、ロスが多くあまり推奨されていないため、2つのみ紹介。)
この2つの違いは「1:傷跡」「2:ドナーロス」「3:術後の痛み」「4:費用」「5:薄毛の対応範囲」の5つ。
FUT法は、メスで頭皮ごとドナーを採取するため、傷跡が目立ちやすく痛みも伴いやすいです。一方でFUE法は、パンチと呼ばれる専用の医療器具を使って1株ずつ採取するため、傷跡が目立ちにくく、比較的痛みも最小限で済みます。
ただ1株ずつ採取する分、1株あたりの費用も高くなりがちで、広い範囲の植毛にも向いていません。どちらの方法が良い!ではなく、それぞれにメリットデメリットがあり、薄毛の状態によって最適な方法が異なります。
FUT法 | FUE法 | |
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メリット |
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デメリット |
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以下でそれぞれの治療方法と向いてる人を解説します。
用語解説
グラフトとは・・・移植する”毛包”を数える単位のこと。1グラフトにつき、1〜4本の毛髪が生えている。
FUT法
FUT法は、メスを使用して頭皮ごとグラフトを採取し、顕微鏡下で株分けを行ったのち、薄毛部位へ移植します。グラフトの採取は医師が行いますが、株分けは複数名の看護師で行うため、毛根の切断ミスが少ないのがメリットです。
また、1株ずつではなくまとめて採取したのちに株分けするため、1株ずつ採取する方法に比べてグラフトあたりの料金も安い傾向にあります。一気に多くのグラフトを採取できるため、薄毛の範囲が広い方におすすめです。
FUE法
FUE法では、パンチと呼ばれる専用の医療器具を使って、移植する毛髪を1株ずつ採取していきます。
メスを使わないため、傷跡が目立ちにくく、痛みが少ないのがメリットです。ただし、医師が一人で採取するため、集中力が続きにくくFUT法に比べミスが発生しやすいのがデメリットです。
また、1株ずつ採取する分、大量に採取すると後頭部のバラつきが目立つため、範囲の広い薄毛治療には向いていません。
FUE法は、費用よりもバレにくさを優先する方や薄毛の範囲が狭い方におすすめです。
自毛植毛の費用相場は?M字・U字・O字の料金目安
1グラフトあたりの費用相場 | |
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FUT法 | 600円〜900円 |
FUE法 | 800円〜1,500円 |
自毛植毛の費用は、手術にかかる基本治療費と移植するグラフトあたりの費用の2つで構成されているケースがほとんどです。一部のクリニックでは基本治療費をなしにところもあります。
基本治療費は大体200,000円前後が相場で、1グラフトあたりの料金はFUT法で600円〜900円前後、FUE法で800円〜1,500円前後が相場です。必要なグラフト数は薄毛の範囲によって異なるため、総額の相場はありません。
最も多い生え際の植毛だと、基本治療費含め約500株ほどで450,000円〜700,000円が目安となります。
AGA治療の比較でわかる自毛植毛のメリットデメリット
クリニックで行うAGAの治療方法には、自毛植毛以外にも投薬治療や注入治療などさまざまな方法があります。
その他の治療方法と比較してわかる自毛植毛の最大のメリットは、すでに毛根がなくなってる部位でも治療できる場合がある点です。自毛植毛は、毛髪だけでなく毛包ごと移植するため、薄毛部分の毛根が消失していても治療ができます。
またAGAの影響を受けにくい後頭部の毛髪を採取して移植しているため、移植後も薄毛の影響を受けにくいのもメリットです。そのため、一時的ではなく半永久的な発毛が可能です。
ただ一方で、効果を実感するまでに期間が必要だったり、費用が高額になってしまったり、傷跡が残ってしまったりする点は自毛植毛のデメリットでもあります。
基本的に自毛植毛はAGA治療の最後の砦的な存在なので、まずは投薬治療から始め、それでも改善しない場合は、まだ元気な毛髪が残っているうちに検討しましょう。
自毛植毛がおすすめの人
複数あるAGA治療の中で、自毛植毛が向いている人は、植毛に必要なドナー株がまだ残ってるかつ短期的な結果を求めない方です。自毛植毛は自身の毛髪を採取するため、採取できるドナーがある程度ないと十分な量を移植できず、仕上がりに影響してしまいます。
また自毛植毛は、移植してすべて生え揃うのに最低1年はかかる治療法のため、治療に即効性を期待している方には向いていません。
他のAGA治療は基本的に月額料金なのでまとまった予算がなくても始められますが、自毛植毛は長い目でみるとコスパは良いものの1回にかかる費用が高額になるため、まとめった費用を用意できる方に向いています。まとまった予算はないけどその他の治療法でも改善しない場合は、メディカルローン対応のクリニックへ相談するのがおすすめです。
自毛植毛を受けるクリニックを選ぶ上で重要な3つのポイント!
自毛植毛を受けるクリニック選びで重要なポイントは、上記の3つです。それぞれ解説していきます。
1:自分にあった施術方法がある
先述した通り、自毛植毛には2種類の治療方法があり、それぞれ特徴が異なります。
現在、自毛植毛を行っているクリニックの多くがFUE法を採用していますが、FUE法は大量の植毛には不向きのため、FUEでの治療自体が向いていない場合もあります。
そのため薄毛の範囲が広めの方は、なるべくFUE法、FUT法の両方を採用しているクリニックにカウンセリングへ行き、両方のメリットデメリットを聞いた上で判断するのがおすすめです。逆に薄毛の範囲が狭い方はFUE法のみを採用しているクリニックでも問題ありません。
2:植毛治療の実績が豊富
自毛植毛はすべて手作業で行う治療なので、すべては医師の腕にかかっています。ただ採取して植えるだけでなく、質の高い植毛を実現するには、以下のような高度な技術を身に着けた医療技術が必要不可欠です。
- ドナーを無駄なく採取できるか
- 株を傷付けず丁寧かつスピーディーに移植できるか
- 不自然にならない程度の高い密度で配置できるか
- 将来を見越して自然なデザインに仕上げられるか
- 一度に大量の植毛を行えるだけの集中力が備わっているか
これらの技術力を身につけるには、多くの症例をこなす必要があるため、そういった意味でクリニックの実績の豊富さが非常に重要になってきます。
またFUT法においては、ドナー採取後、顕微鏡下での株分けは看護師が行うため、医師だけでなく看護師の施術力も大事です。そのため、FUT法を検討している場合は、看護師の教育にも力を入れているクリニックがおすすめです。
3:最終的な判断はカウンセリングで
自毛植毛での後悔は、十分な説明を受けておらず、植毛についての認識が薄いことが原因の場合が多いです。
AGAは人によって進行度合いも症状もさまざまなため、誰しもが同じ結果を得られるわけではありません。色んな症例を見てある程度仕上がりをイメージすることはできますが、症状によってはイメージした結果にならないケースもあります。
そのため、医師とのカウンセリングでメリットだけでなくデメリットもしっかり確認し、納得した上で手術を受けるのが後悔しないコツです。その際には、時間をかけて丁寧に診察してくれるかどうかもチェックしておきましょう。
自毛植毛は丁寧さと集中力が問われる手術なので、カウンセリングの時点で雑な医師は要注意です。
また先生によっても見解が違ったりすることも全然あるため、なるべく複数のクリニックでカウンセリングを受けた上で最終判断をしましょう。
自毛植毛がおすすめのクリニック11選!
- 植毛の治療実績が豊富
- 明朗会計かつ適正価格である
- アフターケアが手厚い
- 口コミ評価のバランスが良い
→自毛植毛のクリニックを選ぶ上で重要な3つのポイントをおさらい!
上記の選考基準やクリニック選びのポイントをふまえた上で、自毛植毛におすすめのクリニックを紹介します。
【今月のおすすめ!】アーツ銀座クリニック【基本治療費もグラフト料金もリーズナブル!】
治療方法 | FUE法 (マイクロFUE植毛) |
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基本治療費 | 110,000円 |
グラフト料金 | マイクロFUE:770円/株 刈らないマイクロFUE:1,650円/株 |
その他料金 | 診察料:無料 |
支払い方法 | 現金/クレジットカード |
個室対応 | なし |
診療時間 | 11:00〜20:00 休診日:毎週日曜日/第1、第2火曜日 |
所在地 | 東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館202 アクセス:「新橋駅」汐留口改札から地下直結(徒歩約1分) |
アーツ銀座クリニックのおすすめポイント! |
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アーツ銀座クリニックは、毛髪研究・自毛植毛の分野で10年の経験を積んだベテランドクターが運営するクリニックです。
自毛植毛の治療は、傷跡が目立ちにくいFUE法で行います。アーツ銀座クリニックのFUE法は、一般的なFUE法を更に発展・進化させた『マイクロFUE植毛』。世界最小レベルのパンチを使用するため、従来よりもさらに傷跡が目立ちにくいのが特徴です。
自毛植毛の専門ドクターによる高い技術と最先端の医療機器で美しい仕上がりが期待できます。
パンチのサイズは3種類をご用意。すべて世界最小レベルのサイズなので採取時の毛根の損傷を限りなく最小限に抑えられるのはもちろん、一人ひとりの毛質に合わせたきめ細やかな施術が行えます。
料金は基本治療費が11万円(税込)、1グラフトあたりの費用は770円〜です。基本治療費もグラフト料金も相場に比べリーズナブルなので、移植する量が多い人ほどコスパ良く受けられます。
1:アイランドタワークリニック【全額保証制度あり!】
治療方法 | FUE法 (i-Direct) |
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基本治療費 | 220,000円 |
グラフト料金 | i-Direct:990円/株 U-Direct:1,320円/株 ※500株〜 |
その他料金 | カウンセリング:無料 血液検査:無料 |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/メディカルローン |
個室対応 | あり |
診療時間 | 10:00〜19:00 |
所在地 | 全4院(新宿院/大阪院/名古屋院/福岡院) |
アイランドタワークリニックのおすすめポイント! |
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アイランドタワークリニックは、累計症例3万5千件の確かな実績を持つクリニックです。
治療方法は、i-Direct法(FUE法)。このメスを使わないFUE法を広めたのもアイランドタワークリニックです。直径0.8mmの超極細のチューブパンチを用いて採取するため、傷跡が目立ちにくく痛みが少ないのが特徴です。アイランドタワークリニックでは熟練のドクターが施術を行うため、切断による移植毛のロスを最小限に抑えられます。
Direct法には刈らない方法もあるため、現在のヘアスタイルをそのまま維持したい方、長髪スタイルがお好きな方にも最適です。
料金は基本治療費が22万円、1グラフトあたりの料金は990円〜。相場の範囲内ではありますが、その中でやや高めの料金設定です。その代わり、初診料、相談料、血液検査費、定期検査費用はすべて無料で、全額保証サービスも用意されています。
また最大50%OFFのモニター割引もあるため、費用面が心配な方も相談しやすいクリニックです。
2:親和クリニック【最大50%OFFのモニタープランあり】
治療方法 | FUE法(MIRAI法) |
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基本治療費 | MIRAI法:220,000円 NC-MIRAI法:330,000円 United-MIRAI法:275,000円 |
グラフト料金 | MIRAI法:990円/株 NC-MIRAI法:2,200円/株 |
診察料 | 初診料:無料 定期検診料:無料 |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/ローン |
個室対応 | あり |
診療時間 | 10:00〜19:00 |
所在地 | 全5院(新宿院/銀座院/大阪院/名古屋院/福岡院) |
親和クリニックのおすすめポイント! |
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親和クリニックは、年間症例1,500円以上の実績があるクリニックです。難しいつむじへの植毛も積極的に行っており、多数の実績があります。
治療方法はFUTのMIRAI法。高密度の植毛で自然なボリューム感を出せるのが特徴です。刈り上げて行う一般的な方法はもちろん、刈り上げない方法や2つの方法を患者さまの毛髪・頭皮の状態に合わせて使い分ける術式も用意しています。「刈り上げたくないけど費用は抑えたい」そんな方にぴったりです。
実際の施術では、医師の他優秀なスタッフを配置することにより、採取から移植までの流れをよりスピーディーに行い、生着率(※移植した株が頭皮に定着し、正常に発毛する確率のこと)を高めています。
また植毛手術の翌日には洗髪サービスも行っているため、植毛後のお風呂がご不安な方にも安心です。
料金は基本治療費が220,000円〜で、1グラフトあたりの料金は990円。術式によって料金が異なります。刈り上げない方法は高度な技術力を要するため費用も上がりますが、直後でも植毛したことがバレづらいため、すぐ日常生活へ復帰できるのが大きなメリットです。
3:アスク井上クリニック【高いデザイン性で自然な生え際が叶う!】
治療方法 | FUE法(i-SAFE) |
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基本治療費 | 220,000円 |
グラフト料金 | i-SAFEスタンダード:880円/株 i-SAFEアンシェーブン:1,430円/株 |
その他料金 | 診察料:無料 血液検査:無料 |
支払い方法 | 現金/銀行振込/メディカルクレジットカード |
個室対応 | あり |
診療時間 | 受付: 10:00~19:00 |
所在地 | 東京都新宿区歌舞伎町2-46-3 SIL新宿(西武新宿駅前ビル)6階 アクセス:「西武新宿駅」北口(徒歩1分) |
アスク井上クリニックのおすすめポイント! |
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アスク井上クリニックは、約20年間、植毛と関わってきた実績のあるクリニックです。何よりも”結果”にこだわり美しい仕上がりを追求しています。
治療方法は、i-SAFE法(FUT法)。FUE法の仕組みを用いた治療法で、アスク井上クリニックの院長である井上先生が自毛植毛手術の経験と実績を基に考案・開発を行ってきた方法です。
一般的なFUT法は毛を刈り上げて行いますが、アスク井上クリニックでは刈り上げて行う方法のほか、毛を刈り上げない「i-SAFEアンシェーブン」にも対応しています。ヘアスタイルを変えたくない方やバレずに植毛したい方にも最適です。
またアスク井上クリニックは、デザイン性が高いのも魅力のひとつ。その人の輪郭や目や眉などのバランスを考慮して自然な生え際のラインをデザインするため、元からそこにあったような自然な仕上がりを実現できます。
料金は基本治療費が22万円、1グラフトあたりの費用は880円〜。平均的な料金で高すぎず安すぎずと言ったところですが、血液検査料金や診察料はすべて無料なので、無駄な費用は発生しません。
4:ニューエイジクリニック【1株500円でリーズナブル!】
治療方法 | FUE法 |
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基本治療費 | NAC式植毛術: ノンシェーブNAC式植毛術:220,000円 |
グラフト料金 | NAC式植毛術:990円 ノンシェーブNAC式植毛術:1,650円 |
その他料金 | 初診料:無料 血液検査:無料 |
支払い方法 | 現金/クレジットカード/医療ローン |
個室対応 | あり |
診療時間 | 10:00〜19:00 休診日:年中無休 |
所在地 | 全3院(銀座院/渋谷院/福岡院) |
ニューエイジクリニックのおすすめポイント! |
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※1)適応にあたっては諸条件がございます。要問合せ。
ニューエイジクリニックは、自毛植毛歴20年以上のベテラン医師が独自に開発したオリジナルの植毛機器『QFUシステム』を用いて施術を行います。
QFUシステムは、スピーディーかつ自然な仕上がりが特徴。1分間に最大9,000回転する超高速モニターにより、通常の植毛機に比べ15%時間を短縮できます。さらに、ハンドピースに毛髪が絡むリスクもないので、貴重な毛髪を無駄にしないのもポイント。
また、手術中にHCEという毛母細胞培養上清液を注入できるため、移植した毛はもちろん、もともとあるけど細くなってしまっている毛も太く元気にさせる効果が期待できます。
料金は、1株900円からと相場通りですが、基本治療費がかからない(※プランによる)ので総額料金はリーズナブルです。この格安価格はキャンペーン時のみ適用されるので、植毛を検討中の方はお早めにご相談ください。
5:ヨコ美クリニック【基本治療費なし!】
ヨコ美クリニックのおすすめポイント! |
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ヨコ美クリニックは、1963年に開院された長い歴史と実績を持つクリニックです。歴が長いだけあって、パンチ式植毛以降の近代的植毛の分野で日本一の症例を有しています。院長の今川先生は、アメリカ毛髪外科専門医制度(ABHRS)において、日本人で初めて認定された実力派のドクターです。
そんな植毛治療において豊富な実績のあるヨコ美クリニックでは、FUT法とFUE法どちらにも対応しています。どの方法が自分にとって適切かわからない方におすすめです。
植毛治療では、何よりも”高密度”にこだわって行っており、世界でも高密度に植毛を行えるクリニックの1つであると評価されています。
料金はFUTで500株467,500円〜、FUE法で1株1,100円、基本治療費はありません。基本治療費がない分、1株あたりの料金はやや高めの設定です。そのため植毛の範囲が広いと割高になってしまいますが、逆に狭い範囲の植毛を行う方は基本治療費があるクリニックに比べお安く受けられる場合もあります。
6:紀尾井町クリニック【20,000件超えの実績!】
紀尾井町クリニックのおすすめポイント! |
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紀尾井町クリニックは日本初の植毛専門クリニックとして25年前に開院したクリニックです。自毛植毛だけでなくAGA治療薬の取り扱いを行う薄毛治療の総合クリニックなので、段階を踏んで”今”の症状にあった適切な治療が行えます。
自毛植毛の治療方法ではFUE法、FUT法どちらもご用意。両方のメリットデメリットを説明した上で、患者様にとってベストな方法を選んで貰えるよう偏見なく中立な立場で治療方法を提案します。実際の治療では、現在の状態から10〜30年後の頭髪の状態を予測し、将来的にも不自然にならないようなデザインにこだわった治療が得意です。
将来のことを考えて薄毛治療の計画を立ててくれるため、本当の意味で後悔しにくい治療が受けられます。
料金は基本治療費が22万円、グラフト料金はFUT法で660円、FUE法で990円とほぼ平均的な費用感です。治療費が88万円を超える方には無料の宿泊サービスも用意しているので、遠方の方も利用しやすいクリニックです。
7:ヘアー&スキンクリニック【トータル費用が安い!】
ヘアー&スキンクリニックは、アメリカ毛髪外科学会の専門医として認定された世界トップレベルの植毛専門ドクター「長井先生」が技術統括を務めるクリニックです。25年以上にわたり、4000件を超える植毛手術を行ってきた実績があります。
植毛治療は、長井先生が創り上げた植毛手術『長井式植毛』で行います。最大の特徴は自然な生え際。既存毛の「毛の向き・流れ・角度」を再現することで、顔と一致するような自然な仕上がりを目指します。
FUT法とFUE法で基本治療費が異なり、FUT法だと通常11万円、1,000グラフト以上で22万円です。FUE法は99グラフト以下だと基本治療費が88,000円かかりますが、通常だと基本治療費はなしです。さらに刈り上げないタイプの高い技術力を必要とするノンシェーブン植毛においても基本治療費はいただいていません。
一般的な植毛手術はFUTの方が安いですが、ヘアー&スキンクリニックではFUEの方が安いため、FUE法を希望する方にうってつけです。また、基本治療費がないクリニックは1グラフトあたりの金額も高めですが、ヘアー&スキンクリニックは1グラフトあたりの料金も990円と平均的。そのためトータル費用が安く抑えられます。
8:AGAスキンクリニック【自毛植毛の世界的な権威の先生が在籍!】
AGAスキンクリニックのおすすめポイント! |
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AGAスキンクリニックは、AGA治療でお馴染みの業界最大手とも言えるクリニックです。
AGAスキンクリニックの薄毛治療と言えば、オリジナルの治療薬を用いた投薬治療がメインですが、最近自毛植毛も取り扱い始めました。対応している院は、自毛植毛の名医と言われる柳生医師が在籍する品川本院のみ。
柳生医師は、世界最大の自毛植毛の医学学会『国際毛髪外科学会(ISHRS)』にて、アジア人ではじめて会長に選ばれた自毛植毛業界の権威とも呼べる先生です。AGAスキンクリニックでは、そんな自毛植毛の名医がハンドメイドで1本1本丁寧に植毛してくれるため、毛髪の無駄が少なく高い定着率を誇ります。
料金は基本治療費が22万円、1グラフトあたりの料金は1,067円〜です。1グラフトあたりの費用はやや高めですが、AGAスキンクリニックでの自毛植毛の症例が浅いこともあり、現在モニター価格のプランも用意されています。一番安いプランだと基本治療費11万円、1グラフトあたり533.5円で受けられるので、高品質な治療をお安く受けたい方は今がチャンスです。
9:湘南AGAクリニック【基本治療費なし!トップクラスの安さ!】
治療方法 | FUE法 |
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基本治療費 | なし |
グラフト料金 | ■スマートFUE植毛 モニター価格:576円/株 通常価格:720円/株 ■ノンシェーブン植毛 950円/株 |
その他料金 | 初診・再診料:無料 血液検査:15,950円 |
支払い方法 | 現金/デビットカード/クレジットカード/メディカルローン |
個室対応 | なし |
診療時間 | 9:00〜18:00 休診日:月曜・木曜 ※新宿本院参照 |
所在地 | 全9院 (新宿本院/新宿南口院/大阪院/札幌院/横浜院/福岡院/名古屋院/仙台院/池袋院) |
湘南AGAクリニックのおすすめポイント! |
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湘南AGAクリニックは、全国に100院以上展開するSBC湘南美容クリニックが運営するAGAに特化したクリニックです。美容外科を中心に行っていますが、薄毛治療にも注力しています。
治療方法はFUE法を採用。スマートFUE植毛の他、刈らないノンシェーブン植毛にも対応しています。スマートFUE植毛は、熟練ドクターの知識と経験を駆使した手技で1時間あたり800〜1,000グラフトの速さでスピーディーに植毛を行えるのが特徴です。
また湘南AGAクリニックでは、切断率を下げるために10グラフト毎の切断チェックを行っており、スピーディーに進めながらも95%~98%という高い採取率を誇ります。
料金は1グラフトあたり720円とリーズナブル。刈らないタイプのノンシェーブン植毛も1,000円を切る安さです。さらに基本治療費はどの治療方法でもなしなので、範囲の広い薄毛治療をなるべく費用を抑えて行いたい方に向いています。
10:KM新宿クリニック
KM新宿クリニックは、薄毛治療だけでなく美容外科や美容皮膚科も提供するクリニックです。
自毛植毛ではFUERS植毛を採用。FUERS植毛は、「増毛効果のスピード」「仕上がりの自然さ」「痛みや傷跡の少なさ」を実現するために開発された治療方法です。実際に、傷跡が目立ちにくく、自然な仕上がりが期待できます。
料金は基本治療費が22万円で、1グラフトあたりの料金は880円〜です。植毛する株数によってお値段が変わるため、1,000株以下の方はやや割高になります。ただ現在KM新宿クリニックではキャンペーンを開催しており、1グラフトあたり最安605円で受けられます。
刈り上げないアンシェイブン植毛も1グラフトあたり770円〜と相場から見てもリーズナブルな価格で受けられるため、広い範囲の自毛植毛を考えてる方にうってつけです。
11:東京メモリアルクリニック【形成外科専門医による自毛植毛手術が受けられる!】
東京メモリアルクリニックのおすすめポイント! |
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東京メモリアルクリニックでは、高水準の技術を持った形成外科専門医を中心にプロフェッショナルチームを結成し、自毛植毛手術を行っています。
植毛方法は、FUE法、FUT法どちらも採用。さらに刈り上げないノンシェーブンFUT植毛にも対応しているため、範囲の広い薄毛にお悩みかつダウンタイム時間があまり取れない方に向いています。
料金はFUE法もFUT法も1グラフト990円(税込)とリーズナブル。手術方法によって料金を変えるのが一般的な中、費用を高く設定してるクリニックが多いFUE法でも料金が変わらないのはうれしいポイント。
髪の縮毛のほか、眉毛やヒゲ、体毛の植毛にも対応しています。
自毛植毛が受けられるクリニック11院を7つの項目で比較!
クリニック名 | 【今月のおすすめ】 アーツ銀座クリニック | アイランドタワークリニック | 親和クリニック | ニューエイジクリニック | アスク井上クリニック | ヨコ美クリニック | 紀尾井町クリニック | ヘアー&スキンクリニック | AGAスキンクリニック | 湘南AGAクリニック | KM新宿クリニック | 東京メモリアルクリニック | |
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治療方法 | FUE法 (マイクロFUE植毛) | FUE法 (Direct) | FUE法 (MIRAI法) | 要確認 | FUE法 (i-SAFE) | FUT法/FUE法 | FUT法/FUE法 | FUT法/FUE法 | FUE法 | FUE法 | FUE法 (FUERS植毛) | FUT法/FUE法 | |
基本治療費 | 110,000円 | 220,000円 | 220,000円〜 | 0円 | 220,000円 | なし | 220,000円〜 | 88,000円〜 | 220,000円 | なし | 220,000円 | なし | |
500グラフト料金 | 495,000円〜 | 715,000円 | 715,000円〜 | 450,000円 | 660,000円〜 | 467,500円〜 | 550,000円〜 | 495,000円〜 | 753,500円〜 | 360,000円〜 | 880,000円 ※キャンペーンあり | 495,000円 | |
診察料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 | 初診料:2,200円 | 無料 | 初診料:1,100円 再診料:1,100円 | 無料 | 無料 | 無料 | 初診料 3,300円 再診料:1,430円 | |
血液検査代 | ー | 無料 | ー | 無料 | 無料 | 11,000円 | 3,850円 | 11,000円 | 無料 | 15,950円 | 無料 | 無料 | |
モニター募集 | なし | 10%〜50%OFF | 20%〜50%OFF | 20~50%OFF | 500円/株 | なし | 内容要確認 | 時期による | 533.5円/株〜 | 576円/株〜 | キャンペーン料金より10〜20%OFF | なし | |
所在地 | 新橋駅から徒歩1分 | 全4院(新宿院/大阪院/名古屋院/福岡院) | 全5院(新宿院/銀座院/大阪院/名古屋院/福岡院) | 全3院(銀座院/渋谷院/福岡院) | 西武新宿駅より徒歩1分 | 横浜駅より徒歩2分 | 全2院(東京本院/新大阪院) | 全2院(新宿院/福岡院) | 品川駅より徒歩5分 | 全9院 (新宿本院/新宿南口院/大阪院/札幌院/横浜院/福岡院/名古屋院/仙台院/池袋院) | 西武新宿駅北口すぐ | JR新宿駅南口より徒歩7分 | |
詳細 |
自毛植毛におすすめのクリニック11院を一覧にまとめました。
自毛植毛にはFUT法とFUE法の2種類の治療法がありますが、上記を見てみると傷跡が目立ちにくいFUE法を採用しているクリニックが多いことから、現在はFUE法が主流になりつつあるのが分かります。
ただしFUE法は大量の植毛には不向きなため、薄毛の範囲が広い方は両方の治療法を採用しているクリニックでカウンセリングを受け、両方のメリットデメリットを聞いた上で判断するのがおすすめです。
基本治療費はFUE法でもFUT法でも大差ないですが、1グラフトあたりの費用で見るとFUT法の方が比較的リーズナブルな傾向にあります。ただ最近は、FUE法を採用している業界シェア率50%を超えの大手クリニックが値下げをしたことから、業界全体の費用も下がりました。
そのため、FUE法でも以前に比べ比較的安く受けられるようになっています。
また基本治療費については、一部いただいていないクリニックもありますが、その分1グラフトあたりの料金も他に比べ高めに設定されているため、割高になってしまう可能性がある点は要注意です。
費用を比較する際は、まず必要な本数を各クリニックで相談し、単体ではなく血液検査代や診察料も含めた総額で比較するのが鉄則です。
自毛植毛の施述の流れを5ステップで解説!
自毛植毛を受ける流れを解説します。
1:カウンセリングを予約
気になるクリニックをピックアップしたら、クリニックの公式サイトよりカウンセリングの予約を入れます。
AGAは進行性の脱毛症なので、薄毛治療は早ければ早いほど良いです。とくに植毛は十分な毛量が残ってないと施術すら受けられないので、なるべく早めにご相談ください。
一部初診料がかかるクリニックもありますが、ほとんどクリニックが相談は無料で対応しているので、気軽に相談できます。
2:カウンセリング
来院したらまず受付を済ませ、問診票を記入します。個室があるクリニックは、他のお客様と会わないよう受付後すぐ個室へ案内してくれます。
クリニックによっては、植毛施術を受ける受けないに関わらず、カウンセリングの前に経過観察で用いる写真撮影を行う場合もあります。
問診票の記載と写真撮影が終わったら早速カウンセリングスタート。
カウンセリングでは事前に記入した問診票をもとにお悩みや既往歴、服用中のお薬などについて相談します。自毛植毛の効果やリスク、治療方法の他、本当に自毛植毛が適切なのか、まだお薬でも間に合うのかなど、適切な治療方法を案内してくれます。
3:植毛費用のご説明
予算や症状に合わせて必要なグラフト数や費用を提案してくれます。クリニックによっては、最初に撮影した写真を用いてシミュレーションも行ってくれるので、費用ごとの仕上がりもイメージしやすいです。
予算に合えば、お支払い方法についても相談し、施術の流れを説明します。
お支払い方法については、現金・クレジットカードの他、メディカルローンに対応しているクリニックもあります。植毛は他のAGA治療に比べ高額なので、お支払い方法についてはお気軽にご相談ください。
4:手術日の予約・血液検査
カウンセリング後、施術をお考えの方には施術日の予約と事前の血液検査を行います。
血液検査は植毛施術に必須なので、クリニックによっては無料で対応してくれるところもあります。
5:植毛手術
予め決めた予約日に来院し、まずは受付を済ませます。前回の来院時に決めた植毛範囲やデザイン、グラフト数など改めて確認し、納得した上でお支払いをします。
支払いが完了したら早速施術スタート。施術は以下の流れで行われます。
- 事前処置・マーキング
- 採取部位の刈り上げ
- グラフト採取前の麻酔
- グラフトの採取
- 移植ホール作成前の麻酔
- 移植ホールの作成
- 採取した毛髪の移植
- 術後の処置
まずは担当部位とデザインや移植箇所のプランニングを行い、マーキングをします。このときクリニックによっては麻酔前に睡眠導入剤や痛み止めを飲み、緊張を和らげてくれたりします。
準備が整ったら麻酔をして早速移植施術開始。採取する部位と移植する部位は別なので、麻酔は採取する際と移植する際の2回行います。
施術中は麻酔が効いてるため、痛みはほとんど感じません。移植が完了したら施術は終了です。移植する量によって異なりますが、手術時間はだいたい1回につき3〜6時間ほどかかります。
終わったら抗生物質や痛みどめを処方してもらい、そのまま帰宅です。クリニックによっては包帯が目立たないよう、ニット帽や別途料金でヘアシートを用意しています。
術後は経過を見ながら随時サポートしていきます。
自毛植毛による発毛の経過!発毛し始めるのは2、3ヶ月後〜!
植毛手術を受けてから発毛が見られるまでは約2〜3ヶ月ほどかかります。
まず植毛手術を受けた直後の患部は、出血や腫れ、痛みがある状態です。翌日にはカサブタになり、一週間程度で剥がれていきます。カサブタとともに移植した毛髪が抜けることがありますが、毛根は定着しているため、心配する必要はありません。
また、植えた毛根で新しい髪の毛の成長サイクルが始まるため、毛周期によってはカサブタが取れたあとも一時的な脱毛が2〜3ヶ月ほど続く場合があります。せっかくお金をかけて移植した髪の毛が抜け落ちるのを見ると不安になると思いますが、これは髪の毛が抜けて生えるための正常な過程なのでご安心ください。
その後、早い方だと2〜3ヶ月、通常は4〜6ヶ月かけて、抜けた部位から新しい髪の毛が生えてきます。新しい髪なのではじめは細く生え来ますが、1年かけて徐々に太く強く成長していき完成形へと近づいていきます。場合によっては1つの毛根から2、3本生えることもあるので、すべて生え揃ったときには違和感なく元から生えていたような仕上がりが期待できます。
自毛植毛におすすめのクリニックとして紹介した『親和クリニック』のYou Tubeにて、実際の画像を用いて術後の経過について詳しく解説しているので、自毛植毛を検討している方はぜひチェックしてみてください。画像での経過解説は5:57あたりからです。どのくらいの期間で発毛するのか視覚的に見れるので術後の状態もイメージしやすいです。
自毛植毛を受ける前に気になる5つのQ&A!
自毛植毛を受ける前に知っておきたい疑問をQA形式でまとめました。
1:自毛植毛はバレずにできますか?
絶対にバレないとは言い切れませんが、FUT法よりもFUE法は比較的バレにくいです。
FUE法には採取部位を刈る方法と刈らないノンシェーブン植毛がありますが、バレにくさを優先するならノンシェーブン植毛が向いています。ただノンシェーブン植毛だと1グラフトあたりの料金も高くなってしまうため、費用を抑えたい方は刈った部分を隠せるヘアシートを別途購入するのがおすすめです。クリニックによってはオプションで用意しています。
移植部位については赤くかさぶたになるため、短髪の方だとバレるリスクが高まります。植毛に向けて周辺の髪の毛を伸ばし、生え際が隠れるヘアスタイルにできるよう準備しておくと安心です。
2:自毛植毛で髪を抜いた部分は生えてきますか?
通常植毛する際は、採取した部位に違和感が出ないよう抜く箇所も考えて手術してくれるため、メガセッション (一度に大量の髪を移植すること) じゃない限り、大きな違和感はありません。気になる方は一度にやらず数回に分けて植毛するのがおすすめです。
3:自毛植毛にリスクや副作用はありますか?
自毛植毛は医療行為なので、少なくともリスクや副作用が伴います。
施術にともなう痛み・赤み・熱感などを感じることがあります。また術後1〜2ヵ月は、初期脱毛として移植した周辺が一時的に脱毛する症状(ショックロス)がみられる場合もあります。あくまで一時的な症状なので問題ありません。
そのほかに、まれではありますがつっぱり感、感覚の鈍さ、施術範囲のざ瘡の悪化、コメド、毛嚢炎、膨隆、色素沈着、点状出血、内出血、腫脹、灼熱感、瘢痕などが生じる可能性もあります。
引用元:湘南AGAクリニック
ただし、これらは半年から1年のうちに通常は改善いたします。長引く場合は、施術を受けたクリニックへご相談ください。
4:自毛植毛は痛みを伴いますか?
施術前に行う麻酔注射でチクッとした痛みを伴う場合があります。施術中は麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。(※一部、麻酔が効きにくい方は痛みを感じる場合があります)
ただし、麻酔が切れたあとに痛みを伴う場合があります。痛みの感じ方は人によってさまざまで、全く痛みを感じない方もいれば頭部に痛みを感じる方もいます。クリニックによっては痛み止めの処方もあるため、痛みが苦手な方はご相談ください。
5:自毛植毛はできない人もいますか?
自毛植毛は自身の毛髪を採取して移植するため、毛量が少ない方は植毛を受けられません。
また円形脱毛症などの一時的な脱毛症の場合は、別の治療法で改善する場合もあるため、植毛は慎重に検討する必要があります。
まとめ
- 自毛植毛とはご自身の元気な毛を薄毛部位へ移植する治療法!
- 手術方法はFUT法とFUE法の2種類!
- バレにくさを重視するならFUE法、薄毛範囲が広いならFUT法が最適!
- 自毛植毛のメリットは移植した部位は半永久的に薄毛になりにくい点!
- 費用が高額になりがちで傷跡が残るのがデメリット!
- 自毛植毛に向いてる人は短期的な結果を求めない方!
- クリニック選びでは実績や執刀医の技術力が最も大事!
自毛植毛は手作業で行う手術なので、クリニック選びでは何よりも執刀医の技術力が大切です。そのため、業界シェア率が高い大手クリニックは、そこに在籍している医師も症例を多くこなしている傾向にあり、おすすめできるクリニックと言えます。
現在業界シェア率が高いクリニックは、「アイランドタワークリニック」と「親和クリニック」の2つです。この2つのクリニックはFUE法を採用しているため、バレにくさを重視する方や薄毛の範囲が狭い方に向いています。
またFUT法においては株分けを行う優秀な看護師がいるかも重要なポイントです。医師の技術力だけでは成り立たない施術なので、薄毛の範囲が広い方はFUT法の手術を多くこなしていて看護師の腕が良い「紀尾井町クリニック」が向いています。
現在日本ではFUE法が主流になりつつありますが、薄毛の状態によっては適応外のケースもあるため、違う治療法を採用している複数のクリニックで相談してみるのがおすすめです。自毛植毛への理解を深めた上で、自分に合うクリニックを選びましょう。