〜若年性脱毛症(若ハゲ):10代・20代から進行する薄毛について〜
10代・20代の若い内から薄毛になってしまう「若年性脱毛症」。若い世代での薄毛の原因はさまざまです。遺伝的理由や偏った食生活、睡眠不足などの生活習慣の乱れ、そして誤った頭皮ケアなどによって年齢に関係なく発症する可能性があります。
若いうちから薄毛に悩み、「このまま薄毛が進行してしまったらどうしよう…」と、不安に思われる方もいらっしゃるでしょう。ですが、薄毛は早期に正しい方法で対処することで、改善されることもあります。
そのためにもまずは、薄毛の原因を探り、正しい認識を持つということが重要となります。
〈テーマ1:若年性脱毛症の原因とは〉
○食生活の乱れ
若年性脱毛症に悩む人の多くに、脂っこい食事や塩分の取り過ぎ、過度なダイエットでの食事など、偏った食生活が常習化することで頭皮まで栄養が届かず、結果として髪の毛が成長できずに抜けやすくなります。
○睡眠不足やストレス
睡眠不足や過剰なストレスで、髪の毛の生えるヘアサイクルのバランスが崩れてしまい、 髪の毛全体が細いまま抜けてしまったり、一本一本の髪の毛が細くなったりと、結果として薄毛に繋がる場合があります。
○AGA(男性型脱毛症)の発症
AGAは年齢を重ねてから発症するイメージがありますが、若い内から発症するケースも少なくありません。頭皮環境の悪化やストレス、生活習慣の乱れなどが原因となりやすいですが、若い内から発症した場合は遺伝的理由が高いといえます。
○その他の原因
間違ったシャンプー選びや、整髪料を落とさないまま就寝、過剰なカラーリングやパーマ、紫外線によるダメージなどにより薄毛・脱毛が進行してしまうケースもあります。
〈テーマ2:若年性脱毛症の対策について〉
○規則正しい食生活を心がける
偏った食生活を見直し、規則正しい食生活を心がけることで、不足しがちだった髪の毛への栄養が行き渡り正常なヘアサイクルに戻りやすくなります。また、髪の毛の主成分であるタンパク質やビタミン、亜鉛などのミネラルを積極的にとることも頭皮環境を改善する上でとても重要です。
○上質な睡眠と、ストレスの軽減
理想的な睡眠は、成長ホルモンが活発に分泌される22時から2時の時間帯に深く眠ることです。髪の成長に関わるホルモンが多く分泌される時間は睡眠中と言われていますので、薄毛・抜け毛対策には上質な睡眠が重要といえるでしょう。
また、ストレスの軽減もとても重要です。ストレスによる自律神経の乱れが、血管などに大きな影響を及ぼし、頭皮環境に悪影響を与えているかもしれません。強いストレスを感じている方は、気分転換やリフレッシュなどでストレス軽減に努めてみてください。
○育毛剤の使用、専門医への相談
効果の高い育毛剤や育毛シャンプーの使用も、若年性脱毛症の対策としてとても有効な手段です。薄毛専門クリニックで処方されるものや医薬部外品のものまで、効果や成分も様々で、多種多様な育毛剤が存在します。ただし、それらには副作用があることもありますので、使用する育毛剤や育毛シャンプーの効果や対策、注意点などご不明な点がある方は専門的なアドバイスが直接聞ける専門クリニックを受診してみてはいかがでしょうか。
若い内からの薄毛・脱毛のお悩みは、想像以上に悩まれることでしょう。正しい知識や対策方法、治療を始めるためにも、まず大切なことは専門医に相談することです。
薄毛・抜け毛に不安がある方は、アーツ銀座クリニックにお気軽にご相談ください。お待ちしております。