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コラムcolumn

2024.12.08

植毛後のかさぶケア方法を解説!剥がし続けるのはやめたほうがいい?

植毛後にできるかさぶたは、傷を守り、治癒を促すための大切な存在です。気になって触りたくなるかもしれませんが、無理に剥がすと傷が悪化し、移植した髪が定着しない原因にもなりかねません。この記事では、かさぶたの役割や正しいケア方法、術後の注意点について詳しく解説します!

【結論】かさぶたを剥がし続けるのはやめたほうがいい!

植毛後の頭皮にできるかさぶたは、非常に重要な役割を果たしています。かさぶたは、移植後の傷を外部からの刺激や汚れから守る保護膜として機能し、同時に傷口が自然に治癒するプロセスを助ける役割を担っています。この自然に形成されるかさぶたは、移植した髪が頭皮に定着するまでの間に必要不可欠な存在です。しかし、かさぶたを無理に剥がそうとすると、その保護機能が失われるだけでなく、傷口にさらなる負担をかけてしまう恐れがあります。

具体的には、かさぶたを剥がすことで、まだ治りきっていない皮膚が再び傷つき、治癒が遅れる可能性があります。また、無理な刺激によって出血が生じる場合もあります。さらに、移植された髪が頭皮にしっかりと定着する前に抜け落ちてしまう可能性も高まるため、せっかくの植毛の効果が減少することにもつながります。その結果、移植した髪が十分に成長しない原因にもなりかねません。

そのため、かさぶたができた場合は、それを自然に剥がれ落ちるまで待つことが最善の対応と言えます。特に移植後の頭皮は敏感な状態にあり、外部からの刺激に弱いため、なるべく触らずにそっとしておくことが大切です。また、頭皮の清潔を保つために、医師の指示に従って適切なケアを行うことも重要です。たとえば、洗髪方法や使用するシャンプーの選び方など、専門的なアドバイスを参考にすることで、移植後の頭皮と髪を健やかに保つことができます。

植毛後の適切なケアを行うことで、かさぶたが自然に剥がれ落ちる時期もスムーズになり、移植した髪の成長を最大限に引き出すことができるでしょう。頭皮の状態を観察しながら、焦らずに治癒を待つ姿勢が、長期的な成功のカギとなります。

植毛後のかさぶたケア方法について解説

植毛後のかさぶたケア方法2選

  1. 頭皮を優しく洗う
  2. 霧吹きで洗髪する

1. 頭皮を優しく洗う

入浴時に指の腹を使い、頭皮をマッサージするように優しく洗います。かさぶたを直接触らず、周辺を円を描くように洗うのがおすすめです。このケアは術後1週間ほど経過してから行いましょう。それまでは患部に刺激を与えないように注意してください。
参考 毛髪・頭皮にやさしい洗浄技術*

2. 霧吹きで洗髪する

初期の段階では、シャワーの強い水圧を避けるため、霧吹きやカップで優しく洗髪します。水の温度は人肌程度に設定し、頭皮に負担をかけないようにしましょう。

植毛後にかさぶたができた場合の注意点を3つ解説

1. 帽子やヘルメットは控える

かさぶたを隠そうと帽子やヘルメットを使用することは、頭皮への圧迫を引き起こすため注意が必要です。頭皮を圧迫することで、まだ完全に定着していないかさぶたが剥がれやすくなり、治癒過程に悪影響を及ぼす可能性があります。特に術後数日間は、頭皮が非常に敏感な状態にあり、移植された髪や傷口に余計な刺激を与えるリスクが高くなります。

帽子やヘルメットを使用することによる頭皮への影響は、直接的な圧迫だけでなく、汗や汚れによる不衛生な環境を作り出すことも含まれます。汗によって頭皮が湿った状態になると、かさぶたが柔らかくなり、自然に剥がれ落ちる前に無理に剥がれてしまう可能性があります。これにより、傷口が再び開いてしまったり、治癒が遅れたりすることも考えられます。

術後数日間は、頭皮をできるだけ保護し、余計な刺激を避けることが重要です。もし外出などの必要がある場合は、医師の指示に従い、緩めで通気性の良い帽子を選ぶようにしましょう。この場合も、長時間の使用は避け、頭皮が清潔で乾燥した状態を保つよう心がけることが大切です。

かさぶたを守ることは、移植された髪がしっかりと頭皮に定着し、健康的に成長するための重要なステップです。術後の数日間は、余計な圧迫や刺激を避けることで、頭皮の治癒を最適な状態で進めることができます。焦らずに適切なケアを行いましょう。

2. 整髪料や激しい運動はNG


整髪料を使用することは、患部に余計な刺激を与える可能性があるため、特に術後は控えるべき行動の一つです。整髪料に含まれる化学成分が頭皮に付着すると、傷口に刺激を与えたり、炎症を引き起こすリスクが高まります。これにより、傷の回復が遅れたり、移植した髪の定着に悪影響を及ぼす可能性があります。そのため、医師の指示があるまで、整髪料の使用は避けることが推奨されます。

また、術後の頭皮は非常にデリケートな状態にあり、血行の状態が治癒の進行に大きな影響を与えます。激しい運動や過度な飲酒・喫煙は、血行を乱し、頭皮への血液供給を妨げる原因となるため、控えるべき行動です。血行が悪くなることで、移植した部位の治癒が遅れたり、移植された髪が十分に成長しない可能性があります。

特に飲酒は、アルコールの作用によって血管が拡張し、一時的に血行が過剰になるものの、その後血管が収縮し、正常な血流が妨げられるというリスクを伴います。一方、喫煙はニコチンの影響で血管が収縮し、頭皮への酸素供給が不足するため、回復を大幅に遅らせる要因となります。

これらの行動を控えることは、移植後の頭皮の状態を健やかに保ち、移植した髪が十分に成長するための重要なステップです。術後は焦らずに適切な生活習慣を維持し、頭皮の治癒を促進する行動を心がけることが大切です。

3. かゆみが気になっても触らない

術後、傷の回復が進む中で、かゆみを感じることがあるのは自然なことです。かゆみは、傷口が治癒しているサインであり、頭皮が新しい状態に適応していることを示しています。しかし、このかゆみがあるからといって、かさぶたを剥がそうとする行為は絶対に避けるべきです。剥がすことで傷口が再び開いてしまい、治癒が遅れるだけでなく、移植した髪が抜け落ちてしまうリスクも伴います。

かゆみを感じた際には、触らない意識を持つことが非常に重要です。無意識に頭皮を掻いてしまうことで、デリケートな移植部位にダメージを与える可能性があるため、普段から手の位置に注意を払うよう心がけましょう。また、もしどうしても我慢できない場合は、医師に相談し、適切な処置や対策を講じてもらうのが良いでしょう。

さらに、頭皮の清潔を保つこともかゆみの緩和につながります。指示された方法で頭皮をやさしく洗い、乾燥を防ぐことで、不快感を軽減し、治癒を助ける環境を整えることができます。適切なケアを行うことで、頭皮の健康を守りながら移植した髪がしっかりと定着するプロセスをサポートできます。

術後の回復期は、頭皮の治癒を妨げないような行動を徹底することが、長期的な成功へのカギとなります。かゆみが気になる時ほど、触らないという強い意識を持ち、自分自身の行動をコントロールすることが大切です。

まとめ

最後のまとめ

  1. ⚪︎かさぶたは剥がさず自然に落ちるのを待つ。
  2. ⚪︎植毛後の髪のケアは丁寧に指の腹を使った優しい洗髪や霧吹きでの洗髪を行い、刺激を最小限に抑える。
  3. ⚪︎整髪料・激しい運動を控え、かゆみがあってもできるだけ触らないように意識する

植毛後のケアは、頭皮の治癒と移植髪の定着を促す大切なプロセスです。焦らずに適切なケアと生活習慣を守り、長期的な成功を目指しましょう。

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